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カンタービレ東広島 ピアノ教室

東広島市高屋町小谷981-229
 
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コンサート

 発表会
 第4回カンタービレ東広島の教室で発表会が行われました。
1部は生徒の発表。2部は先生とゲストのチェロ奏者とのリトルコンサートです。
生徒も日ごろの練習の成果を発揮し、とても上手に弾けました。
2部のリトルコンサートの曲目はベートーベンのソナタ熱情とシューマンの5つの民謡風小曲です。皆さん「楽しかった。」「すごかった。」「チェロがこんなに身近に聞けたのは初めてだ。」などと満足されました。

 10月10日(月)カンタービレ東広島で第3回発表会が行われました。バイオリンの方が出演できなくなったので、皆でピアノとピアノ連弾を楽しみました。ゲスト出演として、以前の生徒だったT氏(今はピアノ教師をしておられ、地元の新聞にも取り上げられました)が急きょ、新潟から駆けつけてくれ、連弾(第2ピアノ)で 出演していただきました。20数年ぶりでしたが、お互いの音楽の考え方が似ているので、大変素敵なアンサンブルになりました。私もこれぞアンサンブルという感じで、大満足!
半年ぶりの発表会でしたが、前の発表会と比べて生徒さんの演奏の内容が格段に良くなっていました。

 
 みんなで楽しむリトルコンサート
 昨日(4月24日)カンタービレ東広島で発表会を行いました。家族の方々の前で、それぞれ、前回(約半年前)の発表会から勉強したレパートリーを披露しました。最も弾いた曲数が多い人は連弾も含めて、7曲演奏しました。半年ぶりに演奏を聴かれた方は前回よりはるかに上手になっているので、びっくりされていました。
演奏をした生徒さんも帰られるときは素敵な笑顔で、気持ちを新たにしておられました。また、あるお母さまから楽しかったといううれしい感想をいただきました。
また、10月の発表会に向けて頑張ってくださいね。次回はバイオリンとのアンサンブルもありますから。
 
 カンタービレ東広島の発表会の方針について
 カンタービレ東広島の発表会の主なポリシーは次の2つです。
①人前で演奏する楽しみを味わってほしい。
 人前で演奏する楽しみを味わうためには、負担より余裕が必要です。そのためにカンタービレ東広島では発表会で披露する曲目を、前の発表会から練習したすでに弾ける曲の中から選曲します。 発表会用の難しい曲を選曲して課すると、練習の負担を強いるということになります。挑戦も確かに大事ですが、人前で弾いて、成功すればよいのですが、失敗のリスクも高くなってしまいます。人前で大きく失敗した場合は演奏の発表自体が嫌になったり、辛うじて弾けても、準備の過度な負担から、ピアノから遠ざかってしまうこともあります。もちろん、挑戦も大切ですので、カンタービレ東広島では、普段の練習で挑戦することを取り入れています。もし弾けなくても普段の練習の中なので、人前で失敗することはありません。無理に人前で披露しなくてもよいのです。どうしても弾きたいけど間に合わないときは次回に披露すればよいのです。このように、上手に弾ければ人前で弾けばいいし、弾けなければパスをするというように柔軟な態度で接し、人前での大きな失敗は回避するようにしています。生徒の皆さんには、失敗体験よりも成功体験を!という願いから行っています。
②発表会に参加することで、さらなるステップアップをしてほしい。
 普段聞かない他の人の演奏も聞くと刺激を受けます。特に上手な人の演奏を聴くと自分も上手になりたいというようになります。また、先生の曲目解説を聞いて、ほかの人の曲もより深く鑑賞する。そういう日常できないことを経験することにより、発表会は、普段のレッスンだけでは味わえない意欲を刺激する場になっています。 
 
 生演奏はすばらしい
  今和室を洋室に改装している最中ですが、工事をしている大工さんが、私がピアノを練習しているのを聞いて、次のようなことをおっしゃいました。
 「生はすばらしい。CDとは全然違う。」
 そう言えば何年か前は演奏会をした後の評価で「まるでCDみたい。」と言われていました。最近の演奏会の評価は「生はすばらしい。CDにはない素晴らしさがある」です。今回もそういった評価がありましたが、あまりにもいつものことなので、先日のブログには載せませんでした。
しかし、改めてそういう評価を聞くと、「CDみたい。」の評価の時代より、私の音楽を伝える力が上がったといういうことだと思うので、私自身大変うれしく思いました。これまで地道に努力してきた甲斐がありました。また同時に生演奏の素晴らしさを皆様に伝えていかなければと改めて心新たにすることができました。
来年の演奏会には友達を誘ってきてくださるということ。是非いらっしゃってください。
お待ちしております!
 
 第1回ピアノ・リサイタルを終えて
  何回も人前で演奏しているにもかかわらず、初めてのピアノリサイタルをなるとやはり緊張するもの。ましてやピアノ独奏は10年以上ぶりでしたので。1人で舞台に登るのは本当に緊張します。まるで初めて舞台に立った時のように緊張しました。そういえばここ10年あまり元ウィン・フィルでチェリストのアダルベルトスコチッチ氏や著名なバイオリニストのエルネ・シェベシュティエン氏、井上静香氏とのアンサンブルばかりでしたもの。にもかかわらず皆さんから素敵な感想をいただきました。ご紹介しましょう。

 ①とても素晴らしく感動しました。
 ②聞いていると鳥肌が立ちました。
 ③情熱的で、エネルギッシュで、力強くて、素敵でした。
 ④先生が長い間音楽に愛され、音楽を心から愛してこられたんだなぁと感じました。
 ⑤先生に教えていただける子供たちは幸せだなぁ…と思いました。
 ⑥とてもよい時間を過ごせました。
 ⑦ピアノ「エストニア」での深い音色での演奏を生で聴けてカンタービレ東広島の生徒は幸せですね。
 ⑧先生みたいに上手に弾きたいです。
 ⑨すごかったです。
 ⑩知っている曲もあってとても楽しかったです。
 ⑪とても速くなる曲は、先生の弾いているところを見ても、目が追いつかないぐらいでした。
 ⑫あんなに速く指が動いていてすごいなと思いました。
 ⑬すばらしい演奏を1番前の特等席で聞いてラッキーだなと思いました。
 ⑭アンサンブルの時とは弾き方が全然違っていたのでびっくりしました。先生の独奏も素敵です。独奏も、もっと聞きたいです。

 力強く、迫力があったという感想をたくさんいただきました。しかし私個人としては、力強い演奏のピアニストという烙印は貼られたくないですね。パワーのある曲(今回はベートーベンのピアノ・ソナタ「月光の曲」第3楽章、ショパンのピアノ・ソナタ第3番の第1,4楽章)にはパワーを曲に与える必要がありますが、パワーはないが情緒豊かな曲は、聴いている人の情緒に働きかけ深い感動を与えるというのが本物のピアノニストという気がします。ピアノニストの役目とは、すでに亡くなった作曲家達の曲に対する思いを読み取って、現在この世に生きているピアノニスト自身の生命力を曲に与えることではないでしょうか。
 もっともっと作曲家の思いをくみ取って、聞いている人により大きな感動を与える演奏ができるように精進せねば…
        
 初めてのピアノ・リサイタル
            
教師生活43年で何と初めてのリサイタルです。でもこの年になると、若いときのように身体の無理が利かないので、今になってなぜ若い時に始めなかったのだろうかという気持ちでいっぱいです。
子供時代に習った先生は、私の手を見て「あなたはピアノ向きではない」とか、どうすればできるのかということを一切指導することなく「あなたはピアノもフォルテもでないから、駄目ね」とか劣等感を植え付ける言葉だけ私に投げかけていました。私は劣等感でいっぱいでした。今現在の実力までできるとは、夢にも思っていませんでした。今では私は絶対そういう教師にはならないという信念のもとにやっていまが、ずいぶん出遅れてしまったのは確かです。

記憶力が良かった子供のころに1度も暗譜することがなかったので、暗譜力はまったくついてなかったのでこの年になって、暗譜力はなかなか取り返せませんね。
ですから、今回堂々と楽譜を見て弾きます。リサイタルに向けて頑張るということが大事ですから。
 
     
  曲目解説
 
 1.シューマン 子供の情景 作品15
 子供の情景と聞けば通常子供の生活模様を想像してしまいますが、クララがシューマンに宛てた手紙の中に「ときどきあなたは子供のように見えます」と書かれてあったことから触発されて,シューマンがこの曲を作曲した(※1)ことから、実はシューマン自身のことを子供になぞらえて表現したのではないかと思います。この曲が作曲された時期は、クララと結婚する前の恋愛の時期(結婚という現実の世界とは異なる時期)で大変な現実(クララの父親から激しい反対にあっていた)(※1)から離れたこの世界では、実に幸せに溢れ、まるで子供のようにうきうきしたり、はしゃいだりする無邪気なシューマンの様子やクララとの結婚に対する不安などが子供の世界に乗せて繰り広げられています。(注:題名(ドイツ語)はヘンレ版楽譜による。日本語の題名は内容理解の手助けとなる訳になっています。)
 Von fremden Landern und Menschen 別世界と(そこに住む)人々について
  この別世界とはシューマンが今住んでいる現実に対処しなければいけない大人の世界と異なり、シュ ーマンの心の中に住んでいる子供の世界(別世界)です(vonには「から」という意味もありますので大人の世界からという見方もできますし、両方を引っ掛けているとも取れます)。 シューマンの現実のしがらみのないその世界はまさしく夢の世界。そういう世界についてお話するシューマンのわくわく感が見事に表現されています。そこに住む人はシューマンのことだと思いますが、それは総体的な人間のことにも当てはまりますよね。
 Kuiriose Geschichte 好奇心あふれるお話(出来事)
 子供の世界は大人から見ると現実のしがらみの世界はなく、実に楽しく、いろいろな光景や出来事が繰り広げられます。それはまるでおとぎ話(ファンタジー)の世界。
 Hasche-Mann追いかけっこする男の子
 愛の妖精が住んでいる森の中で、無邪気に笑み満杯の男の子が必死に女の子を追いかけて遊んでいる。よく見るとクララとシューマンではないかなんて想像できます。愛する人を追いかけて遊ぶのは恋愛にはつきものですものね。
 Bittendes Kindおねだりする子供
 甘ったるい声で子供のようにクララにお願いするシューマン。結婚もお願いしたのかな?
 Gluckes genug 存分に幸せ
 幸せに心が躍動している様子が表現されています。Gluckesには運という意味もあることから、子供(夢)の世界では、運命の人クララは結婚を承諾したのかなと想像が広がっていきます。
 ⑥Wichtige Begebenheit 大事件(重要な出来事)
 一般に大事件と聞けば、大変なこと(マイナスな出来事)を想像してしまいますが、イ長調で書かれたこの曲は、大変明るく、幸せに満ち溢れています。クララが結婚を承諾してシューマンがすごいことが起きたぞと夢の世界で言っているような気がします。
 ⑦Traumerei トロイメライ(夢)
 この子供の情景で最も有名な曲。チェロでも演奏されることがあります。人それぞれいろいろな夢がありますが、シューマンの夢は愛するクララとの結婚なのではないでしょうか。結婚を夢見るシューマンは愛と幸せに満ち溢れています。
 ⑧Am Kamin (煙突つきの)暖炉
 煙突と言えば思い出すのがクリスマスのサンタさんが贈り物を持ってくるところ。暖炉と言えば暖かく家族が集う幸せの場所。どんなプレゼントがくるのか(結婚生活というプレゼントかも)わくわくしている様子が窺われます。
 ⑨Ritter vom Steckenpferd木馬の騎士(婦人の奉仕者)
 ここでは一般に親しまれている木馬と訳しましたがSteckenはもともと突き刺さっているという意味なので、いくら乗っても全く前に進まないおもちゃの馬に乗って大興奮に包まれているシューマン。「ねえ。クララ一緒に乗って遊ぼうよ。」
 ⑩Fast zu ernstまじめすぎ
 一緒におもちゃの馬に乗って遊んでくれないクララ(夢の世界ではなく現実の世界にいるのかな)に対して「君はまじめすぎるんだよ。」とシューマンが悲しげに言っているよう。
 ⑪Furchtenmanchen心配
 子供のような自分(シューマン)とクララの間に大きな溝を感じるシューマン。自分のペースにクララが乗ってくれません。シューマンに心配・不安がよぎります。
 ⑫Kind im Einschlummern眠り込む子供
 子供の世界にいるシューマンは深い眠りにつき、永遠の眠りに就くかのごとく(子供の世界の死死すなわち子供の世界がなくなること)子供の世界に別れを告げます。それはシューマンにとって悲しい出来事。
 ⑬Der Dichter spricht文学者は語る
 夢の中に出てきたシューマン(シューマン自身文学および詩的な深い教養を持っている(Wikipedia)。もう彼は子供でなく大人のシューマン。しかし大人の現実という世界にいるのではなく、子供の世界の世界にいるわけでもなく、彼独自のファンタジーの世界。すなわち今までのおとぎ話の世界から、幻想の世界と変化していきます。
 それぞれの曲を想像してみました。このようにこの曲の持っているリズムや調性、メロディー、和音の響きなどの雰囲気から離れない範囲で、想像しながら演奏すると曲の味わいが深まります。皆さんもいろいろな想像をしてこの曲を弾いてみてくださいね。しかし曲のイメージからかけ離れた想像にはご用心。
 参考文献;※1:https://ja.wikipedia.org/wiki/子供の情景、G.HENLE VERLAG 
SCHUMANN Kinderszenen 、Kenkyusha ポケット独和辞典相良守峯編
 
 2. ベートーベン作曲 ピアノソナタ「月光の曲」嬰ハ短調 作品27-2
 「月光の曲」で親しまれているこの曲は実はベートーベンがつけた題ではありません(※1、4)。作品27-1と共にSONATA QUASI UNA FANTASIAと書かれており(※3)幻想曲風ソナタ(※4)になっています。この時期は恋人、イタリアの伯爵の娘ジュリエッタ・グイチャルディとの破局(※2)、音楽家にとって致命的といえる耳の疾患などベートーベンにとって(この曲が作曲された年の翌年(1802年)ハイリゲンシュタットの遺書が書かれている)(※2)悲しみ、苦しみは相当なものだったのではないかと推測されます。
 第1楽章 Adagio sostenuto 
 この第1楽章はソナタ形式で書かれた第1楽章とは異なり、テンポも遅く、男の悲しみと苦悩に満ち溢れています。恋人と身分が違うことで成就できなかった失恋の深い悲しみ(※2)、音楽家にとって致命的な耳の疾患(※2)など人生に対する深い苦悩が、感情を押し込め、背中で泣く知的な男の姿を通して幻想の中で表現されています。ベートーベンの指示にあるように、第1楽章はペダル(una cordaと思われる)を踏んで演奏し(※3)、より幻想的な音を醸し出します。
 第2楽章 Allegretto
 この3拍子の曲には通常ソナタの中の楽曲に書かれているメヌエットもスケルツオも書かれていません(※3)。メヌエットにしてはテンポが速いし、スケルツオにしてはテンポが遅いし、どうやらメヌエットにスケルツオの諧謔性をネガテティブな性格に変えエッセンスとして加えているような気がします。恋人との思い出(舞曲で表現)と今はもういないという悲しさ、むなしさ、また、人生への絶望に限りなく近いむなしさをスケルツオの諧謔性というより、冷笑、嘲り(ぴったりな言葉が思いつきませんが)とも取れる方法で表現されています。
 第3章 Prest agitato
 第1,2楽章では深い悲しみ、苦しみ、むなしさなど、表面上は押し殺して表現していましたが、第3楽章で、その感情が怒りとなって爆発して表面上に現れます。愛する恋人が自分のもとを去って、自分より身分の高い伯爵のもとに嫁いだことも(※4)、音楽家として致命的な耳の疾患も自分ではどうすることもできない。それが激しい感情となって怒りをぶつけるという形で表現されています。
 参考文献;※1:https://wikipedia.org/wiki/ピアノソナタ第14番_(ベートーベン)※2:kanjipon.sakura.ne.jp/beethoven.html、※3:G.HENLE VERLAG BEETHOVEN Klaviersonaten BAND Ⅰ、※4:音楽の友社 最新名曲解説全集(14)独奏曲1
 3. ショパン作曲 ノクターン 変ロ短調 変ホ長調 Op.9-1,2
 ノクターンは日本語で「夜想曲」と言い、文字通り夜想う曲です。
皆さんは夜どういう思いを巡らしますか?たとえば、故郷を離れて2度と会えない愛する人のことを思う 20歳ぐらいの若いロマンティックな男性は夜どんな思いをするのでしょうか?
 ショパンはロシア軍の圧制が原因で、ポーランドを出国し、パリに行きますが
(※1)、この曲は1830年からパリの到着する1831年ごろに作曲された(※2)と言われています。
ショパンにとって永遠の恋人のコンスタンツィア・グワドコフスカ
(※3)(のちに一緒に暮らすことになった小説家(※4)のジョルジュ・サンドは(昔読んだ本の記憶ですが)ショパンは自分と一緒に暮らすときでさえ、コンスタンツィア・グワドコフスカを忘れていなかったと言っていますとの別れは辛かったに違いありません。
ノクターンOp.9-1は実に悲しいメロディで描かれていて、聴く人の心を掴んで話しません。中間部分は田舎の田園風景を表しており(※5)ショパンの故郷ポーランドへの思いがめぐらされています。
ノクターンOp.9-2は実に甘いメロディが奏でられています。永遠の恋人とのロマンティックな思い出の中に浸っているのでしょうか?
 参考文献;※1:http://laughy.jp/140668866927,※2;https://ja.wikipedia.org/wiki/夜想曲_(ショパン)、※3;https://ja.wikipedia.org/wiki/フレデリック・ショパン#.E9.9D.92.E5.B9.B4.E6.9C.9F※4;www10.plala.or.jp/frederic3/chopin_life/chopin?life_3.html,※5;www.piano.or.jp/enc/pieces/429
 4. ショパン作曲 ソナタ ロ短調 Op.58
 このソナタ第3番は、ジョルジュ・サンドと同居していた1844年に作曲されています(※1)。5年前に作曲された第2番の葬送つきソナタ(※1)と打って変わり、短調の曲にかかわらず、壮大でエネルギッシュで、これまでのショパンの深刻な暗さは感じられません。むしろ暗さの中に明るみさえ感じられます。まるで長い間のトンネルから明るい入り口が見えてきて、エネルギーが湧いてきたという感じです。
 第1楽章 Allegro maestoso ロ短調 ソナタ形式
 これほどスケールの大きいソナタ形式の第1楽章にもかかわらず、第1主題がロ短調で、序奏なしにいきなり現れます。実に堂々とした主題です。これに対して第2主題はニ長調で、ノクターン風で実に美しいメローディが流れます。しかし他のノクターンに見られるようなロマンテックでメランコニックなノクターンと違い実にさわやかです。ハイネは(夜の夜想曲というより)朝の夜想曲と称しています(※1)
 第2楽章 Scherzo, Molto vivace 変ホ長調 スケルツオ 3部形式
 優美で軽快なスケルツオ(※1)この長調の軽快さなスケルツオの中に生命の躍動感や輝きさえ感じられます。
 第3楽章 Largo ロ長調 3部形式
 ノクターン風ですが、ロマンチックな雰囲気にとどまらず、なんか宗教的な奥深さを感じます。
 第4楽章 Finale, Presto non tanto ロ短調 ロンド形式
 第主題が現れるたびに左の伴奏が早められ、豪華・絢爛なコーダと進んでいる。フォナーレを飾るにふさわしいショパンには珍しいエネルギッシュで華々しい楽章となっています。
 参考文献; 音楽の友社 (※1)最新名曲解説全集(14)独奏曲1
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