生徒に対して優越感をもっている教師(俗に言う上から目線を持っている教師のこと)は、たとえば、自分にできて相手ができないと、生徒に「ダメな生徒」の烙印を押してしまいがちです。つまり、生徒ができないとき、策を講じないで、相手に劣等感を植え付ける「言葉かけ」を無意識のうちにたくさんしてしまい、教師も気がつかない間に生徒の可能性をつぶしてしまいます。
一方、生徒に対して優越感を持っていない教師は、自分にできて相手にできないことは、この生徒は自分とやり方が違うだけなのでほかのやり方があると考えます。そしてさまざまな策を講じ、相手を励ます「言葉かけ」が自然と行われ、生徒と一緒に乗り越えようとします。
どちらを選ぶかは明らかですよね。 |